
「若い頃はちょっと食事を減らせば戻ったのに」
「同じことをしているのに、体が変わらない」
そんな違和感を感じ始めたのが、30代だった――
という人は、実はとても多いです。
でも、ここで大事なのは、
「あなたの努力が足りない」わけではないということ。
体が変わりにくくなったのは、
やる気や意志の問題ではなく、
体の仕組みと、日々の負荷のかかり方が変わってきたからです。
昔と同じやり方が通用しなくなる「あるある」
- 食べる量は減らしているのに痩せない
- 運動を増やしても、疲れるだけで続かない
- 体重は落ちても、すぐ戻る(またはむしろ増える)
- 「ちゃんとやらなきゃ」が増えて、気持ちが重い
これ、あなたがダメなんじゃなくて、
“頑張り方”が今の体に合っていない可能性があります。
30代から体が変わりにくくなる本当の理由
難しい話は抜きにして、ポイントだけ。
① 代謝が落ちる(=燃え方が変わる)
30代以降は、筋肉量や日常の活動量が少しずつ減りやすく、
同じ生活でも「燃える量」が下がっていきます。
② 回復が遅くなる(=疲れが抜けにくい)
睡眠不足や忙しさの影響が、体に残りやすくなります。
すると、運動を増やすほど疲れて、続かなくなる。
③ ストレスの影響を受けやすくなる
「やらなきゃ」「失敗したくない」と追い込むほど、
食欲や過食のスイッチが入りやすくなる人もいます。
だからこそ、30代からは
“頑張り続けるほど逆効果”になるタイプが増えるんです。
頑張るダイエットが合わなくなる人の特徴
もし、あなたがこういうタイプなら、
「もっと頑張る」は最適解じゃないかもしれません。
- 我慢すると、後で反動がくる
- 0か100になりやすい(できる日は完璧、できない日はゼロ)
- 数字(体重)を見るほど、気持ちが沈む
- 予定が崩れると、一気にやめたくなる
これは意志の弱さではなく、設計の問題です。
合わない設計で走ろうとすると、体も心も止まります。
30代から体が変わる人が大事にしていること
30代以降にうまくいく人は、
「気合」よりも、整え方を大事にしています。
- 追い込まない
- 完璧をやめる
- まず“整える”
頑張って変えるのではなく、
整った結果として、自然に変わっていく。
今日からできる「頑張らない目安」
30代以降のダイエットは、数字よりも
まず“状態”を目安にした方が続きやすいです。
- 食後に苦しくない(食べ方が整っているサイン)
- 寝不足を放置しない(回復が整うと食欲も整う)
- 「ちゃんとしなきゃ」が減っている
- 今日はこれでいい、と思える
この状態が増えるほど、
体はあとから変わっていきます。
まとめ:30代からは「やさしい方が続く」
30代から体が変わりにくくなるのは、
あなたが弱くなったからではありません。
体の仕組みが変わっただけです。
だからこそ、やり方も変えていい。
頑張るほど苦しくなるなら、
「頑張らない設計」に変えるだけでいい。
30代からのダイエットは、
追い込むより、整える。
それだけで、体はちゃんと応えてくれます。
この記事を書いた人
大高 俊(おおたか しゅん)|Slimit代表
茨城県水戸市でパーソナルジム「Slimit」を運営。
多くの方が続かないと感じるダイエットや体づくりに対して、
「無理なく続けられる仕組み」と「戻れる安心感」を大切にしたサポートを行っています。
自身もかつては何度もダイエットに挫折し、
やる気や意志の強さだけでは変われない現実を体感してきました。
「意志が弱いから続かないのではなく、やり方が合っていないだけ」
という考えにたどり着き、その信念を基にSlimitを育てています。
トレーナーとして結果を出すことだけを目的とせず、
誰かと比べるのでもなく、
その人が自分のペースで確実に進めるように関わることを大切にしています。
また、Slimitの考え方をさらに広げたコミュニティ「Slimit Circle(スリミット・サークル)」では、
無理をしない習慣づくりや安心できる人とのつながりの重要性を共有し、
気負わず続けられる場づくりにも取り組んでいます。
トレーニングや体づくりに限らず、
生活習慣や考え方そのものが自然に整っていくきっかけをつくることを信条とし、
一人ひとりの「戻れる場所」としてSlimitを育てています。