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【目次】
- 「体幹を鍛えてるのに、ブレる…」その理由
- “感覚の土台”がズレてると、力は伝わらない
- アスリートの秘密は「重心操作」と「連動性」
- Slimit式|“感覚の軸”を通す重心アプローチ
- 自分の中心がわかると、技術も心もブレなくなる
- 「静かに立てる」ことが、パフォーマンスの始まり
「体幹を鍛えてるのに、ブレる…」その理由
「体幹が弱いんですかね…?」
これは、サーフィンやゴルフをしている方からよく聞く言葉です。
でも実は——
体幹=筋力の話だけではないんです。
僕自身も、昔は体幹トレーニングばかりしてました。
でも、技術に“つながらない”感覚が残っていたんです。
そのとき気づいたのが、
「重心の感覚がズレていた」ということ。
“感覚の土台”がズレてると、力は伝わらない
スポーツでは、“力を出す”より“力を伝える”ことの方が大事。
でもそのためには、土台となる「重心の位置」が正確じゃないといけない。
- つま先に重心がありすぎて、上半身が力む
- 外側に体重が逃げて、内ももや体幹が使えない
- 軸がブレるから、技術が安定しない
どんなに筋肉を鍛えても、
重心がズレていたら「力」は届きません。
アスリートの秘密は「重心操作」と「連動性」
パフォーマンスの高い人に共通しているのが、
- 重心を“内側”で感じられていること
- 膝と腰が一緒に動く「膝腰同則動作」
- 抜けるところは抜ける「脱力」のコントロール
どれも“感覚の精度”が高いからできているんです。
Slimit式|“感覚の軸”を通す重心アプローチ
Slimitでは「重心操作」の再学習を大事にしています。
僕たちがやっているのは、ただの体幹トレーニングではなく、
- 足裏の接地感覚のリセット
- 背骨を使った“軸の揺らぎ”で中心感覚を取り戻す
- 足部〜骨盤〜頭までの“一本の軸”を通す感覚入力
- 呼吸を使った“脱力×安定”の両立
- “重心の揺れ幅”を感じながら動く練習
ある方(30代・サーフィン歴10年)は、
「ターンのときに足が流れる」とお悩みでした。
でも実際は、「重心が前に落ちてる」だけだったんです。
そこで、“後方内側で重心を感じる”感覚入力トレーニングを行った結果、
「波の中で“止まってる”感覚がある…」
「力んでないのに、軸が残る…」というお声を頂きました。
自分の中心がわかると、技術も心もブレなくなる
「うまく動けない」「感覚が安定しない」
そんな悩みの多くは、“中心が感じられていない”ことが原因です。
逆に、自分の重心がわかり、
体の中に“一本軸”が通ると…
- 振り回されない
- 焦らない
- 力まず動ける
という、技術×感情の安定が生まれます。
「静かに立てる」ことが、パフォーマンスの始まり
僕は、何かに挑戦するとき、
まず「静かに立てているか」を確認します。
- 足の裏で地面を感じる
- 骨盤がふわっと立っている
- 背骨がスーッと伸びる
- 呼吸が深くなる
この状態で立てていれば、
もう半分以上、パフォーマンスアップは出来上がってきています
🌱まずは、あなたの重心を「感じ直す」ところから
・ゴルフのスイングが安定しない…
・サーフィンでバランスが崩れる…
・ランニングで足が重い…
・体幹を鍛えても実感がない…
そんなときこそ、重心操作の再学習を。
この記事を書いた人|大高 俊(おおたか しゅん)
パーソナルジム『Slimit』代表トレーナー
“変われない人専門”として、500人以上の心と体の再起動をサポート。
「がんばること」ではなく、「整えること」から始めるパフォーマンスアップを提唱している。
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