この記事は6分で読めます


【目次】

  • 「ちゃんと寝てるのに、ずっと疲れてる…」そんなあなたへ
  • 自律神経って、実は“体のリモコン”です
  • 朝の過ごし方で、1日が決まる理由
  • 夜の習慣が、回復スイッチを押してくれる
  • 姿勢と呼吸のクセが、神経を狂わせていた
  • Slimitでの実例:「休める体」へ整えていく流れ
  • 今のあなたに、まず伝えたいこと

「ちゃんと寝てるのに、ずっと疲れてる…」そんなあなたへ

朝、目が覚めても「なんかダルい」
日中は集中力が続かず、夕方にはどっと疲れて動けない
それでも夜になるとソワソワして、なかなか眠れない…

そんな状態が続いていませんか?

実はそれ、“体力が足りない”んじゃなくて、“神経が休めてない”だけかもしれません。

自律神経って、実は“体のリモコン”です

「自律神経」って言うと難しく聞こえますが、
すごく簡単に言えば、体のオンオフを自動で切り替えてくれるスイッチです。

  • 朝や日中は“オン”モード(交感神経)
  • 夜や休息時は“オフ”モード(副交感神経)

たとえば、昼に集中できるのも
夜に眠くなるのも、
お腹が自然に動くのも、
ぜんぶこのリモコンのおかげなんです。

でも、現代人はこのスイッチが壊れかけてる人が多い

✔️ 朝バタバタとスマホ&コーヒーでスタート
✔️ 昼休みもスマホで情報を詰め込みすぎ
✔️ 夜は照明もスマホも刺激が多すぎて脳が休まらない

これじゃ、神経がずっと戦闘モードのまま
眠っても“体の修復作業”が始まらないんです。

朝の過ごし方で、1日が決まる理由

Slimitでよくお伝えしているのが、
朝の整え方で、その日が決まる」ということ。

🔹たとえば朝7時

  • スマホを見る前に、ベランダで太陽の光を浴びる(目を閉じてもOK)
  • 背筋を伸ばして、鼻から3秒吸って、口から7秒吐く呼吸を3セット
  • 白湯をゆっくり飲む(コーヒーはその後でもOK)

これだけで、自律神経のスイッチが“活動モード”に入ります。
ポイントは「急にアクセルを踏まないこと」。
朝は体と神経を“やさしく起こす”時間にしてあげてください。

夜の習慣が、回復スイッチを押してくれる

🔹夜22時

  • 部屋の明かりを少し暗めにして、音も静かな空間へ
  • スマホは寝る30分前にはベッドの外に
  • 軽いストレッチ or チャイルドポーズ
  • 「フーッ」とため息をつくように長めの呼吸を3回

このとき、脳波が“α波モード”に切り替わっていくんです。
つまり、副交感神経が働き始めて、
「眠れる脳・回復できる体」になっていくんです。

姿勢と呼吸のクセが、神経を狂わせていた

実は、自律神経って姿勢と呼吸にものすごく影響されます。

  • パソコン中に首が前に出てる
  • 猫背で呼吸が浅くなってる
  • 緊張して肩がいつも上がってる

これらのクセがあると、交感神経(=興奮モード)が勝手に優位になり続けるんです。
だから疲れが取れない。眠れない。イライラする。

Slimitでは「ウォーミングアップ」で、
呼吸と姿勢を“整えるだけ”の軽い動きを最初に取り入れています。

Slimitでの実例:「休める体」へ整えていく流れ

💡40代女性/仕事・家事・更年期のトリプルパンチで常にヘトヘト

最初に感じていたことは:
✔️「寝ても寝ても疲れが抜けない」
✔️「日中ずっとイライラして子どもにも当たってしまう」
✔️「生理前は特にしんどくて動けない日も…」

▶Slimitではまず、「神経チェック」からスタート。
・呼吸の浅さ
・姿勢のゆがみ
・内臓の疲れ(特に副腎&腸)をチェック。

最初の2週間は、ゆっくり寝るだけのメニュー中心
筋トレは一切せず、姿勢リセット・呼吸改善・代謝温活ケアに集中。

結果——
あれ?イライラしなくなってきた?
朝の体の重さが、だいぶマシ
とご本人も驚くほど、変化が出てきました。

今のあなたに、まず伝えたいこと

自律神経の乱れは、がんばりすぎた証拠でもあります。

だからこそ、「休むのが下手な人」ほど、整える価値があります。

そして、それは気合でも根性でもなく、“正しい順番”で整えるだけ
ほんの少しの習慣から、人生は変わっていきます。

 

💬こんな人に読んでほしかった

  • 頑張ってるのに、報われない疲労感に悩んでいる人
  • 「年齢だからしょうがない」と諦めかけている人
  • 本当は、笑顔で過ごしたいと思っている人

あなたの「まだいけるかも」は、きっとここから始まります。


この記事を書いた人|大高 俊(おおたか しゅん)

パーソナルジム『Slimit』代表トレーナー
“変われない人専門”として、500人以上の心と体の再起動をサポート。
「がんばること」ではなく、「整えること」から始めるダイエットを提唱している。

おすすめの記事